歯周病治療 

まずは検査を受けてみませんか

歯周病は、知らないうちに歯ぐきの骨がなくなる
恐ろしい病気です。

医療の国「スウェーデン」で学んだ
歯周治療専門医が歯周病を治します。
基本は変えずに、材料(超音波スケーラ-の薬液)
を変えながら現在考えられるより良い治療を提供しています。 少しでも患者さんに治療時間・回数・費用の低減を図り、
効果は以前のものより上がるように考え続けています。

歯周病に自分がかかっているのかどうか、これはわかりにくい点があります。
なぜなら自覚症状が比較的少なく、
またすべての人が年齢とともに同じように歯周病にかかるわけではないからです。

歯をあまり磨かなくても虫歯にも歯周病にもなっていない方がいらっしゃいます。
逆に毎日良く磨かれていても若くして歯周病にかかっている方もいらっしゃいます。

このかかりやすい患者さん(重症)の割合は全人口の15%程度と考えられています。
そして重症と診断されたのなら、徹底的に治療する必要があり、
そのまま放っておくと早い時点で歯を失うことになります。


健康な歯肉

歯周病になった歯肉
歯周病は早期に治療すれば補綴治療(冠や大きなブリッジをかぶせる)をしないですみます。
また進んでしまっても歯周治療を行い、出来る限り歯を保存し、補綴治療で歯を残すことができます。

1. 歯周病の発見のしかた

  • 1. 口臭が気になりだした方
  • 2. かたいものが咬みづらくなった方
  • 3. 歯がぐらぐらするようになった方
  • 4. 歯ぐきから血が出るようになった方
  • 5. 歯が長く見えるようなってきた方
  • 6. 歯周病と言われたが治療を受けていない方
  • 7. 全く違和感などないが、永くご自身の歯を持たせたいと考えている方
このようなことがあれば歯科医院で歯周病の検査を受けることをお薦めします。

2. 歯周病の原因

“虫歯および歯周病の原因は、口の中に生きている細菌である”
ということがはっきりしています。

虫歯原因菌は歯冠の溝や根面についている細菌で、
歯周病の原因は深くなってしまったポケット(4mm以上)内の細菌です。

健康な場合には歯と歯肉の境目には1mm程度のポケットがあり、
一旦、歯周病になるとこのポケットが深くなっていきます。

永くご自身の歯を保存していこうと思えば、
歯周組織を破壊されないように、
ポケット内の炎症(感染)がないように、
これらの細菌を出来るだけ少なくするしかありません。

細菌が多くなると(ポケットが深くなると)
過度の防御力により歯周組織が壊れて、
しまいには歯が抜けてしまいます。


そうならないように人為的に細菌をポケットから取り除いて
(スケーラーなどを用いた歯石除去:歯肉縁下プラーク除去)、
炎症(感染)が起こらないようにすることが一番です。

3. 歯周病治療のプランニング

プランニングとは治療の内容や順番を決めることです。

まず最初に、歯を支えている支持組織(歯槽骨、歯根膜など)、
歯および根の状態を診査、診断してその歯の状態を把握します。
治療が必要ないものから、その歯を抜かなければならないものまで、5段階に分け診断します。

精密検査

模型用にお口の型をとります
お口の中全体のレントゲンをとります
ポケットの深さを測ります
お口の写真をとります


二日目の診察の時に、
プランニングの説明を致します。
※ 治療の説明
(期間、費用、その治療の長所、欠点について)

三日目に治療に関してご理解頂いていれば、
治療を開始します。
※ もし、もう少しお聞きになりたいことや疑問点があればご説明します。

一日目 精密検査(レントゲン、口腔内診査、写真) 約1時間
二日目 プランニング説明 約1時間

十分納得して頂いた上で治療開始します。

北欧スウェーデンで学んだ歯周治療を中心に、虫歯、根尖病巣の治療を行っています。
歯を残すためにはどれひとつ欠けてはいけないことです。

4. 歯周治療の目的と方法

歯周治療の目的は歯周組織の破壊をストップさせることです。
その目安としてポケットを浅くし、住む細菌を減らすことが治療目標です。
その結果、歯を保存し、咬みやすい、きれいな口腔状況を維持させることが出来ます。

また、エムドゲインを用いて歯周組織の再生を考えていく場合があります。
歯周治療の方法としては具体的に3つに分けて考えることができます。

歯の周りの細菌(歯肉縁上プラーク:細菌)の除去
患者さんがするべき歯磨きのこと、特に歯間ブラシのことです
普通の歯ブラシと歯間ブラシを毎日行い、出来る限りプラークを取ります。
特に歯と歯肉の境目を磨くことが大切です。

ただし、歯ブラシは2mm程しかポケット内を磨けませんので、
それより深いところは写真のように専門家(歯科医師や衛生士)がスケーリングしないと
その深いところのプラークは除去できません。


歯を磨くだけでは歯周組織破壊をストップできないのです。

さまざまなサイズの歯間ブラシ:衛生士がサイズの選択、磨き方のお手伝いをします

根面に付着したポケットの中にいる細菌(歯肉縁下プラーク:細菌)の除去

専門家が行うスケーリング:歯石除去や歯周外科処置のことです

多くのポケットはレーザーを併用したスケーリングによって治癒しますが、
深いポケット(約6mm以上)ではスケーリングだけで歯肉縁下プラークを取り除けないこともあります。

再評価後、出血があったり、深いポケットが残っている部位ではメスを入れて
歯肉をよけて根面をきれいにする歯周外科処置が必要となります。
又、再生療法時には、エムドゲインを使用します。


レーザーを併用したスケーリング

スケーリング

レーザー照射中

根面を磨ける、プラークが付きづらい環境の確立

合っていない冠を作り直す、
歯間ブラシを使えるような状況にする
補綴治療もしくは歯周外科処置のことです。

冠が歯に合っていない状況ですと、
よく磨いてもすぐにそのところにプラークが付いてしまいます。
ですから、
ぴったり合う冠に作り直す必要があります。

また、歯周病が進行すると歯の動揺が出てぐらぐらになります。
その結果咬みづらくなりますので、
歯をつなげて動揺を抑えながら咬みやすくする方法が必要になることもあります。

5. 歯周治療の流れ

1. 歯科治療を始める前に、診査・診断することが大切です。

現状(どの程度進んでいるのか)を知るためには レントゲン等の診査から1歯ずつの診断を最初に行います。

2. 診査後に行うことは歯ブラシチェックです。

実際の治療にすぐはいるわけではありません。
歯ブラシ、歯間ブラシの使い方を確認します。
このところができないと歯周治療を行ってもうまくいきません。

我々の行う歯石除去後に患者さんが磨いていないと 4~6週間で元のポケットの状態にもどってしまいます。
ですから、治療開始時には完璧に磨ける状態になっていないと、治療の効果が期待できません。

3. 診査診断後にどこの部位に深いポケットがあって、 どのあたりでは歯周病の進行がそれほどでもないのか確認します。

深いポケットの部位中心に歯石除去を行っていきます。

その後3ヶ月待って再評価をします。
1ヶ月や2ヶ月で再評価をすると治りかけのところをまだ問題ありと判定してしまいます。
ですから、当医院では3ヶ月待ちます。

4. 歯石除去後、3ヶ月経ってから再評価をします。

その時に深いポケットが残っていれば、
オペが必要になります。

5. 再評価によって次の治療方法を決定していきます。

4回の歯石除去によってdisinfection
(感染物の除去:根面からのプラーク除去)が
行われました。
多くの部位では治癒してポケットも浅くなっています。

症状によりオペによって、歯ぐきをよけて根面をきれいにしたり、根を削ったり、場合によっては歯槽骨を削ったりします。

6. オペ時に再生療法をはかることがあります。

失った歯周組織を回復したい時にはエムドゲインなどの材料を使用して
骨やセメント質などの組織再生をはかります。

7. オペを経てまた、再評価を行います。

その時にポケットが浅くなっていれば、 activeな歯周治療は終了です。
その後はその状態を維持することを目標にしていきます。

6. 歯周治療の成功のキーポイント

歯周治療の成功のキーポイントは、
日頃の歯ブラシのほかに、

・ 最初の歯石除去
・ その後のポケットを浅くすること
・ メインテナンス


以上の3つが大切です。

このメインテナンスというのは再発の防止が目的です。
きれいに磨けていると言ってもなかなか歯間ブラシを使い切れない場合が出てきます。
この磨き残しを放置しておくと歯周病や虫歯になったりします。

ですから衛生士による定期的なチェックと口腔清掃が患者さんの歯ブラシを補うものとなります。
実際に月に一度いらっしゃる方も多いです。

メインテナンスを治療の一部と考えて
歯肉縁上や必要あれば歯肉縁下プラークを除去し続けることが
長期にわたって歯を保存するためには大切なのです。

■歯周病が重度に進んでしまったケース
スウェーデンで学んだ歯周治療(レーザー、エムドゲイン等)を通して、
通常抜歯となるような歯であっても、補綴治療(大きなブリッジ)を用いて
歯を持たせる治療を行っています。
一方、軽度なケースでは麻酔なしで歯石除去を行っています。

■歯周病治療費のご案内
レーザー、エムドゲイン等を使用する重度歯周炎の治療は保険外ですが、
軽度のケースでは保険治療範囲内で行っています。

7. 歯周病の治療例

治療例 1

歯周治療治療後にブリッジを装着したケースです。
治療前、患者さんは歯がぐらぐらして噛みづらく、当医院を受診。
歯周治療を行い、保存不可能な歯は抜歯してブリッジを入れました。
現在はよく噛めて、きれいに歯が入り満足しています。
 
  治療後はきれいなりました、歯が少し長く見えるのは、顎の骨が吸収しているためです。
ふつうに生活しているぶんには全く違和感がありません。
 

治療例 2


下顎にブリッジを装着したケースです。 ブリッジ装着前の状態です。

下のブリッジを入れた状態です。
どこまでがご自身の歯か見分けるのは難しいです。

特に審美歯科とは当医院はうたっていません。
でもアートの世界を知らずに治療をしているわけではございません。

向かって左下前歯から奥歯をかぶせませした。
上の右2本は他医院製作の保険の冠で、そのとなりの左1本は自費の冠と思われます。

これが人工的な歯です。
メタルボンドと呼ばれる、保険外の治療です。

この真下から右がご自身の歯です

治療例 3

上顎にブリッチを装着したケースです。

ブリッジ装着前の状態です

装着後の状態です
ブリッジ全体像です  
ブリッジ前歯の状態拡大です。 真っ白な歯は自然ではありません。
このように歯は根もとと先端では色調は異なるべきです。
立体感がないとおかしいです。
お電話でのご予約・お問い合わせ  0436-21-1265
診療時間
9:00~12:00

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14:00~19:00

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※水曜日14:00-17:00 土曜日14:00-18:00
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